はじめに
本ドキュメントは、Intersight (SaaS, Virtual Appliance) において、ターゲットの契約ステータスが "Not Covered" と表示されている場合の対処方法について説明します。
症状
以下のように、ターゲット(サーバ、シャーシ、ファブリックインターコネクト etc.)の契約ステータスが "Not Covered" というクリティカルなステータスになっている場合、該当ターゲットのシリアル番号に対して、ハードウェアサポート契約が紐づいていないことを示しております。
サポート契約の確認
該当箇所にマウスオーバーしますと、CCW-R を起動 というリンクがあり、これをクリックすると、CCW-R が開きます。
https://ccrc.cisco.com/ccwr/
"Not covered" となっているターゲットのシリアル番号をボックスに入力し、検索すると、サポート契約の有無が確認できます。
サポート契約を購入されていて、正常にシリアル番号と紐付けを行っている場合は、契約番号と契約開始日・終了日が赤枠で囲った部分に表示されます。一方で、サポート契約が無かったり、購入されていても紐付けをしていない場合は、上述の例のように -- が表示されます。この場合、Intersight は契約が無いと見做して、契約ステータスを "Not covered" と表示してきます。
対処
製品ご購入元のサービス営業へご連絡ください。購入元のご担当者様より、弊社へご連絡いただき、紐付けを行っていただくことになります。尚、障害サポート部署である TAC では、契約紐付け対応が出来ませんのでご注意ください。