はじめに
Webex App for VDI には、インストールオプションとして、アプリの更新データを自動的にダウンロードしないための機能が備わっています。 本ドキュメントでは上記機能がうまく動作しない際の補足をすることを目的としています。
※本ドキュメントは、2023年12月時点の情報を元に作成しており、Windows 仮想環境のWebex App for VDIをご利用のお客様を対象としています。
Webex App for VDI 自動アップデートを無効に設定する方法
アプリの自動更新を無効化するにはインストーラー実行時に、以下の例の形でインストール引数を指定することで自動アップデートを無効化することが可能となります。
コマンド例 - msiexec /i c:\users\[username]\Downloads\Webex.msi ALLUSERS=1 ENABLEVDI=2 AUTOUPGRADEENABLED=0
※GUIでのインストールを実施時にはこちらの機能はご利用いただけません。 CUIコマンドを用いてのインストールの実施をご検討ください。
すでにWebex App for VDIがインストール済みの環境で自動アップデートが実施されてしまう場合
Windowsレジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Cisco Spark Nativeへ遷移し、次のレジストリ値が指定の状態となっていることをご確認ください。
AUTOUPGRADEENABLED = 0
ENABLEVDI = 1もしくは2
※Windowsレジストリエディタの設定方法に付きましては本記事では解説を割愛いたします。
インストール引数が正常に指定されている場合
ご利用のVDI環境がこちらのPrepare Your Environmentの項における必須の環境要件満たしていることをご確認ください。
上記対応を行っても問題が解決しない場合
Cisco テクニカルサポートへお気軽にお問い合わせください。
参考情報