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Ryota Sakaguchi
Cisco Employee
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はじめに

このドキュメントでは、IOS XR における基本的なインターフェースダウンまたは、フラップ(ダウン/アップ)の問題に関する物理切り分けについて説明します。

インターフェースダウンまたは、フラップが発生する原因は多岐に渡りますが、SFP のようなオプティクスモジュールのハードウェア不良が原因となるケースが比較的多く確認されています。
レイヤー 1 レベルにおける光信号の問題は、ログからの原因特定が非常に困難です。
そのため、まずは被疑箇所の特定および、ハードウェア不良の可能性を排除するために、物理切り分けが必要です。
具体的な物理切り分けの項目として以下が挙げられます。

  • オプティクスモジュールの端面清掃・抜き差し
  • ポートスワップ (別ポートとの入れ替え)
  • ケーブル/オプティクスモジュールの交換
  • 伝送装置などの中間装置があれば、中間装置での切り分け


オプティクスモジュールの端面清掃・抜き差し

端面清掃や抜き差しで復旧する事象であれば、一時的な接触不良の問題であると考えられるので、様子見での対応で問題ありません。


ポートスワップ

ポートスワップは、特定のポートに紐づいて問題が発生しているか、オプティクスモジュールに紐づいて問題が発生しているかを切り分けるために有効な手段です。


ケーブル/オプティクスモジュールの交換

端面清掃や抜き差しで復旧せず、オプティクスモジュールの交換で復旧するようであれば、交換を実施したオプティクスモジュールが被疑であると考えられます。
オプティクスモジュールを交換しても復旧しない場合は、ラインカードやインタフェースモジュールなどに紐づいて問題が発生している可能性がありますので、ラインカードを他のスロットに挿入するなどの切り分けが必要です。


伝送装置などの中間装置があれば、中間装置での切り分け

インターフェースフラップが発生している機器では問題がなく、伝送装置の問題が原因でフラップが発生していたケースが散見されます。

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