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Natsuki Takeshi
Cisco Employee
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本記事ではACIでData Plane Policing(DPP)の設定を行う方法についてご紹介します。

ポリシングとは、ネットワークが設定したレート(例えばbps単位のデータレート)を超えるトラフィックを強制的に制限することです。もし設定されたレートを超過した場合、超過分のパケットを廃棄するか、またはマーキングを変更して下位の優先度にすることで輻輳時に通信品質を維持します。

ACI における DPPに関するポイントは以下の通りです。

  • ACIでは Interface および EPG に対してポリシングを設定可能
  • Interfaceレベルでは ingress / egress 方向の両方で実装可能
  • EPGレベルでは ingress 方向のみで実装可能
  • データレートが設定値を超えると即座にパケットのドロップ または リマーキング が行われる
  • ポリシングでは設定したデータレートを超過したパケットをバッファリングせず廃棄するため、遅延には影響しない
  • Single Rate Policy と Dual Rate Policy のどちらかを選択可能
  • ACIではシェーピングはサポートしていない

 

1. DPP Policy を作成する

Fabric > Access Policies > Policies> Data Plane Policing で DPP Policy を作成します。

 

01.png

 

 

2-a:Interface レベルでDPPを有効化する

Fabric > Access Policies > Interfaces > Policy Groups > (対象のIF Policy Group) を開き、先ほど作成した DPP Policy を Interface Policy Group に適用します。

 

02.png

 

2-b: EPGレベル でDPPを有効化する

Tenants > Application Profiles > Application EPG > (対象のEPG) で DPPポリシーの紐づけを行います。

 

03.png

 

 

 

DPPの設定方法は以上です。

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