はじめに
本ドキュメントでは、Cisco SSM On-Prem を利用する環境において Product Instance を削除する方法について説明します。SSM On-Prem から Product Instance を削除し、その後同期を実施することで、CSSM からも Product Instance が削除されます。
SSM On-Prem より製品を削除する方法について
1 ) https://x.x.x.x:8443 へアクセスし、SSM On-Prem の Licensing Workspace にログインして、 Smart Licensing
をクリックします。
2 ) 対象アカウントを選択します。
3 ) Inventory > Product Instances > Actions > Remove の手順で製品を削除します。
同期の方法について
・Smart Licensing Using Policy ( SLP ) 方式が実装されている製品の場合
Reports > Usage Schedules > Synchronize now with Cisco の手順で手動でのレポート同期 ( SLP 同期 ) を実施します。
なお、デフォルトでレポート同期 ( SLP 同期 ) がスケジュールされています。手動での同期を実施しなくても、スケジュールされている時間になりましたら、自動的に同期が行われます。Days を設定することで、同期の頻度を変更できます。Time Of Day を設定することで、同期時間を変更できます。
・Smart Licensing ( SL ) 方式が実装されている製品の場合
Synchronization > Accounts > 対象アカウント > Actions > Network Synchronization... > Full Synchronization now... の手順で同期 ( SL 同期 ) を実施します。
なお、Synchronization > Schedules > Synchronization Schedule > Scheduled Synchronization をオンにすることで、スケジュールされている時間通りに、同期( SL 同期 ) が行われます。同期頻度は Monthly , Weekly , Daily の 3 種類あり、ご希望に応じて、設定可能です。
CSSM で製品の削除を確認する方法について
1 ) https://software.cisco.com へアクセスします。
2 ) Smart Software Manager の Manage Licenses をクリックします。
3 ) Virtual Account を選択して、該当製品が削除されているか確認します。
※ SSM On-Prem 上でレポート同期 ( SLP 同期 ) もしくは同期( SL 同期 ) を実施し、CSSM より該当製品が削除されない場合、TAC へお問い合わせください。
参考情報
Cisco Smart Software Manager On-Prem User Guide - Version 8 Release 202401
https://www.cisco.com/web/software/286326948/167719/SSM_On-Prem_8_User_Guide.pdf